零れ話
ポッと浮かんだ話を無責任に投下。
被害者は青年 諦めろ!遭遇したのが悪かった…
「良いところで会いましたね。トリウェル様」
笑顔で脅迫されそうだ、と心の中で呟いたトリウェルは引きつる顔を何とか直そうと試みるが、なかなか上手くいかなかった。
「どうしたんですか、ミュレア」
「陛下は今執務部屋にいらっしゃいますでしょうか」
「え?ええ、いらっしゃると思いますが」
思っていたのとは違う人物の居場所を聞かれ、トリウェルは呆気にとられた。何だ彼を探していたのではないのか。
「そうですか。会議中ではありませんよね」
「ああ、昼間休みを取った分を取り戻すと書類に」
トリウェルが全て良い終わる前に、ミュレアは歩きだす。人の話を遮るなどという失礼な事をしない彼女のこの行動に、トリウェルは驚いて思わず彼女の腕を取り、その歩みを止めた。
「ちょ、ちょっと。ミュレア!どうしたんですか」
だが、その問いに答える事は無く、ミュレアは低い声で警告する。
「離して下さい。たとえ貴方でも邪魔だてすれば容赦しませんよ」
・・・
今日はここまで!あっぶな。UPするって言ってたの忘れてた。
また後日続きを書きます。
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