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とある作品の出だしにしようと思っています。

 遠い昔、平安のころ。

 都から遠く離れた越後国の沼垂郡ぬたりのこおりに人々から恐れられる鬼が住んでいた。

 鬼はある山の上に城を立て、そこを拠点とし様々なところで悪事を働いた。

 人々は鬼に立ち向かう力もなく、唯鬼の気が済み去っていくのを身を寄せ合い耐えていた。

 ところがある日、鬼退治に一人の武将が現れた。

 武将は鬼に立ち向かい、見事鬼を倒して見せた。

 人々は喜んだが、そのままにしていたら鬼は自らの力で甦るのではないかと恐れを抱いた。

 そして人々は鬼を七つに分け、復活しないように離れたところに埋めた。

 更に人々は鬼を鎮めるために頭を埋めたところに、神社を立てた。

 それが七社神社である。





 半分は実際に私が幼いころ聞いた地元の昔話です。
 地元を題材にして一つ作品を作りたいと思ったときに思い出したのが七社神社に関するお話。誰から聞いたのかは忘れましたが、確か学校帰りに神社に寄った時だったと思うので、友達から聞いたのでしょう。家は祖父の代からその土地に住み始めたわけですし。
 ですが、このことについて調べてみると、私が聞いた昔話と、他のところで書かれている内容が全く違うんです。実際語り継がれているうちに内容が変わってしまったんですかね。

 私が覚えているのは
・鬼を退治したは良いがあまりにも恐ろしいため、復活しないように身体を七つに分けた。
・七社神社には鬼の頭が埋められており、他は遠くに埋めた。
といったもの。

 今日はとりあえずここまで。

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