零れ話
ポッと浮かんだ話を無責任に投下。
彼女をおとす方法の一つ
「フィーって、声フェチよね」
突然告げられた自分の趣向に何と返答すればいいのか。
「どうして、そう思うの?」
「いや、思うとかいう予想じゃなくて確定。絶対フィーは声フェチよ」
断言されたことに同意したらいいのだろうか。しかし、そのような事今まで言われたこともなければ自覚したこともない。
「だってあの人の良いとこを聞いた答えが①政治力②統率力③声って。最初のところは納得よ。でも何故に最後に声が入る?」
そんなことを言われても、素直に答えるように言われたから浮かんだままに答えただけだ。
「あの人がフィーに対してしつこく話しかけるから、前々からそうじゃないかとは思っていたけど」
「どういうこと?」
あの人に話しかけられる事が何故、自分が声フェチである事を予測させたのだろうか。疑問に思い、首をかしげながら問う。
「貴女はあんまり見ないから分からないかもしれないけど、あの人公的な場以外だとすっごく無口なんだから」
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